2022/09/09
こんにちは!
今回は猫さんの歯科症例をご紹介します。
もともと野良だったという4歳の黒猫さん。
口をクチャクチャと気にし、歯が抜け落ちたということで来院されました。
診察したところ複数の欠歯があり、強い口臭や歯肉退縮を伴う炎症が認められました。
かなりの抜歯が必要とされると予想しつつ麻酔下への処置へ進みます。歯科レントゲンで確認したところ…
やはり歯根の吸収が重度でした。残念ながらここまで歯周炎が進んだ歯は残すことが出来ません。いずれも抜歯の適用となりました。ただ、術後は違和感がとれたためか口を気にすることが無くなったとのことです。
ヨダレ、口臭は歯周病のサインかもしれません。
普段と変わった様子があればお気軽にご相談ください。
獣医師 中森