2022/08/11
みなさん、こんにちは。獣医師の山本です。
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
ぼくは毎日出勤前から汗だくになり、今日も1日頑張ろうと自分を奮い立たせていますが、 この暑さは異常です。。
今日は先日治療した12歳のミニチュアダックスちゃんの歯科治療の報告です。
今年2月に他院で歯石をとってもらったが、7月に歯肉に穴が開いていると相談にいらっしゃいました。
お分かりになりますか?左上顎の犬歯の上の囲った部分の歯肉に穴が開いていました。
これを内歯瘻と言います。
犬歯の根元で歯周病が進行したことで起こります。
この歯は残念ながら歯周病がひどく、鼻とも繋がってしまっていました。
こうなると治療は抜歯しかありません。
この子はこの犬歯より後ろの歯も歯周病がひどく抜歯の対象になりましたので、処置後こうなりました。
先日再診に来てくれましたが、経過良好で、口臭もなくなりすっきりしたとのことです。
大事でしたが、経過がよく良かったです。
何か口腔内のことで気になること、お困りのことがあればご相談くださいね。