2020/07/04
今日はパグさんの軟口蓋過長症と鼻孔狭窄の手術でした。
パグさんやフレンチブルドックさんは生まれつき鼻の穴が狭かったり、
軟口蓋と言われる部分が長かったりします。
そのため気道(鼻から肺への間)が確保されにくく、呼吸がしにくい犬種です。
また鼻が狭いため気道が陰圧(引っ張る力)になり、気管の成長が妨げられ
気管低形成という成犬でも気管が細い状態になることがあります。
このことにより熱中症や突然の窒息死が多く、また麻酔事故も多いのです。
手術によりその閉塞部分を解除することで、そのようなリスクを軽減し、
また日常的な呼吸状態を改善して生活の質を上げることができます。
本日はアレぱちゃん5ヶ月齢の手術でした。
手術前の軟口蓋
軟口蓋切除前
軟口蓋切除後
鼻孔拡張後
呼吸もしやすくなり今後の成長も楽しみです❗️