2022/07/26
引き続き、歯科症例のご紹介です。
?11歳 わんちゃん
歯石沈着が気になるため、歯科処置希望でご来院
①生えているはずの歯がなく、少し歯肉が腫れている
②歯肉の下には埋まっている歯(埋伏歯)がありました。
③周囲の骨が少し溶けてきています。
この子は歯科レントゲンの撮影により、埋伏歯があり囊胞の形成をしていることがわかりました。
このままだと、さらに周囲の骨、歯を溶かしていく危険性があるため、抜歯して周囲もきれいにしました。
歯科処置においてただスケーリングするだけでなく、歯科レントゲンの撮影する重要性がとてもよく分かる症例でした。
獣医師 芳村