2022/07/26
こんにちは。
本日はあいにくの雨☔️ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
当院で診療した歯科症例をご紹介いたします。
?3歳のチワワちゃん
上の犬歯が乳歯のままで生え変わりがない
下の犬歯は生えてきていないかもしれないとのことでご来院
本来生えるはずの歯がない場合、元々存在しない欠歯という状態なのか、歯肉の下に埋まっている埋伏歯という状態なのかを確認しなければいけません。
詳細を撮影出来る歯科レントゲンにて確認しました。
①上顎犬歯が乳歯(下に永久歯がない)
②下顎犬歯が乳歯、永久歯の両方ない(欠歯)
この子は、上顎の犬歯が乳歯のまま、永久歯はなし(埋伏歯なし)
下顎の犬歯は乳歯も永久歯も生えていない(埋伏歯なし)ことが分かりました。
このように、珍しい歯の生え方をするわんちゃんもいますので、
本来生えるはずの歯がない、逆に多いなどの異常が見られましたらご相談ください。
次は、歯が埋まっていた埋伏歯の症例をご紹介します。
獣医師 芳村