けいこくの森動物病院
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〒158-0082 東京都世田谷区等々力1-34-18

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急にご飯を食べなくなったり、下痢嘔吐が止まらない…もしかして急性腸炎かも? / 世田谷区 等々力 尾山台

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こんにちは!

世田谷区等々力にあります、けいこくの森です🌳

今回はわんちゃんの急性腸炎についてご紹介いたします。

 

急性腸炎とは?

 

急性腸炎は、突然発症する腸の炎症で、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こします。比較的一過性のものから、重症化して命に関わるケースまでさまざまです。この記事では、急性腸炎の原因や症状、診断、治療、予防について詳しくご説明いたします。

 

1. 急性腸炎の原因

急性腸炎は、さまざまな要因によって引き起こされます。主な原因として、以下のようなものが挙げられます。

 

① 食事の影響

  • 食べ慣れないものを食べた(急なフードの変更、腐った食べ物)
  • 人の食べ物を摂取(刺激物、脂っこいもの、香辛料など)
  • アレルギー反応(特定の食材に対するアレルギー)
  • 消化不良(年齢や健康状態による消化機能の低下)

② 細菌・ウイルス感染

  • 細菌感染(サルモネラ菌、カンピロバクター、クロストリジウムなど)
  • ウイルス感染(パルボウイルス、コロナウイルス、ジステンパーウイルスなど)
  • 寄生虫感染(ジアルジア、回虫、鉤虫など)

③ ストレスや環境の変化

  • 環境の急な変化(引っ越し、旅行、ペットホテル利用など)
  • 極端な気温変化(暑さ・寒さによる消化器系への影響)
  • 飼い主との分離不安(ストレスによる自律神経の乱れ)

④ 毒物や異物の摂取

  • 有毒な植物や化学物質の誤食(タマネギ、チョコレート、洗剤など)
  • 小さなおもちゃや布の飲み込み(異物による腸閉塞のリスク)

⑤ その他の病気

  • 炎症性腸疾患(IBD)(慢性的な腸の炎症による急性悪化)
  • 膵炎(膵臓の炎症による消化機能低下)
  • ホルモン異常(甲状腺機能低下症、アジソン病など)

2. 急性腸炎の症状

急性腸炎の症状は、原因や体調によって異なりますが、一般的に以下のような症状が見られます。

  • 下痢(水っぽい、粘液や血が混じることも)
  • 嘔吐(食べたものや胃液を吐く)
  • 腹痛(お腹を触ると嫌がる、背中を丸める)
  • 食欲不振(フードを食べたがらない)
  • 脱水症状(ぐったりする、皮膚の弾力が低下、口の粘膜が乾燥)
  • 発熱または低体温(感染症の場合)
  • 血便(重度の場合、黒っぽいタール便や赤い血が混じる便)
  • 頻繁にトイレに行くが便が出ない(腸の炎症による異常な便意)

軽症の場合は数日で回復することもありますが、重症化すると命に関わることもあるため、注意が必要です。

 

3. 診断方法

動物病院では、以下の方法で急性腸炎の診断を行います。

① 問診

  • いつから症状が出たか?
  • 何を食べたか?
  • 他に症状はあるか?

② 身体検査

  • 体温測定、脱水の確認
  • 腹部の触診(痛みや腫れの確認)

③ 便検査

  • 細菌や寄生虫の検出
  • 血便や異常な便の確認
  • PCR検査(ウイルス感染を特定するため)

④ 血液検査

  • 感染症や炎症の有無を確認
  • 脱水や栄養状態のチェック

⑤ 画像診断(X線・超音波)

  • 異物の有無や腸の炎症を確認

4. 治療方法

急性腸炎の治療は、原因と症状の重症度に応じて異なります。

① 脱水対策

  • 軽度の場合:経口補水液を与える
  • 重度の場合:点滴による水分補給

② 消化器の安静

  • 絶食療法(12〜24時間):胃腸を休ませるために食事を控える
  • 少量ずつの食事再開:低脂肪・消化の良いフードを少しずつ与える
  • 消化に優しいフード例:鶏肉と白米、かぼちゃ、さつまいもなど

③ 薬物療法

  • 整腸剤(腸内フローラを整える)
  • 制吐剤(嘔吐がひどい場合)
  • 抗生剤(細菌感染が疑われる場合)
  • 駆虫薬(寄生虫感染の場合)
  • 消炎剤・鎮痛剤(痛みや炎症を抑えるため)

5. 予防方法

急性腸炎は適切な予防策を講じることで発症リスクを下げることができます。

① 食事管理

  • 急なフード変更を避け、徐々に慣らす
  • 人の食べ物を与えない
  • 新鮮で衛生的なフードを与える

② 環境の整備

  • 異物を誤飲しないよう注意
  • ストレスの少ない環境を整える

③ 定期的な健康チェック

  • 定期的な便検査、健康診断を受ける
  • ワクチン接種や駆虫を適切に行う

6. まとめ

急性腸炎は、軽度であれば自然に回復することもありますが、重症化すると命に関わることもあります。特に子犬や高齢犬では注意が必要です。

愛犬の健康を守るために、日頃から適切な管理と予防を心がけましょう。気になる症状があれば、早めに動物病院に相談してください!

 

東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。


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