けいこくの森動物病院
TEL 03-3704-1014

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〒158-0082 東京都世田谷区等々力1-34-18

けいこくの森動物病院

猫の太り過ぎに注意!!肝リピドーシス発症するかも…

φこんにちは!

世田谷区等々力にあります、けいこくの森動物病院です🌳

今回は猫の肝リピドーシスについてご紹介します。

 

肝リピドーシスとは?

猫の肝リピドーシスは、肝臓脂肪が異常に蓄積する病気です。特に、食欲不振が続くと肝臓がエネルギー源として脂肪を大量に取り込むため、肝機能が低下してしまいます。この病気は「脂肪肝」とも呼ばれ、重症化すると命に関わるため、早期の発見と治療が重要です。

 

どのような猫がかかりやすい?

以下の条件に該当する猫は、肝リピドーシスを発症するリスクが高いとされています。

肥満:肥満猫は、食欲が落ちた際に脂肪が肝臓に蓄積しやすくなります。
ストレス:引っ越しや環境の変化、家族構成の変化などが原因で急に食べなくなる場合があります。
病気:糖尿病や腎臓病などの慢性疾患がある場合、食欲不振から肝リピドーシスを誘発することがあります。

 

症状

肝リピドーシスは、初期段階では食欲不振や元気のなさといった曖昧な症状から始まりますが、進行すると以下のような明確な症状が現れます。

嘔吐下痢
黄疸(目や耳の裏が黄色くなる)
• 体重の急激な減少
• ぐったりして動かない、呼びかけに反応しない

これらの症状が見られた場合、すぐに動物病院へ連れていくことが大切です。

 

診断と治療方法

動物病院では、血液検査や超音波検査によって肝臓の状態を調べます。肝リピドーシスと診断された場合、治療の基本は栄養補給です。以下が主な治療方法です。

強制給餌:食欲が戻るまで、専用の栄養食を口から与えることがあります。
胃ろうチューブの挿入:長期間の給餌が必要な場合、胃に直接チューブを通し栄養を補給します。
点滴療法:脱水や電解質のバランスを整えるために行われます。
内服薬の投与:肝臓の負担を軽減する薬や、嘔吐を抑える薬を使うこともあります。

 

予防

肝リピドーシスを予防するためには、日常からの健康管理が不可欠です。

1. 適正体重を維持する
肥満はリスクを高めるため、バランスの取れた食事と適度な運動が必要です。
2. ストレスを減らす
環境の変化があった場合、猫が安心できる場所や時間を確保しましょう。
3. 定期的な健康チェック
年に1回は健康診断を受け、体調の変化を早めに把握しましょう。

 

まとめ

猫の肝リピドーシスは、食欲不振から命に関わる病気へと進行する危険性があります。しかし、早期発見と適切な治療で多くの猫が回復します。普段から猫の体調や行動の変化に気を配り、異変を感じたらすぐに動物病院に相談することが大切です。大切な愛猫が健康で長く暮らせるよう、日々のケアと予防を心がけましょう。

 

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