2024/08/25
こんにちは！
世田谷区等々力のけいこくの森動物病院です🌳
今回は、むしむしと暑い日の続く季節になりやすい外耳炎についてご紹介したいと思います。
外耳炎とは、犬や猫にとってよくある耳の問題です。耳の外側や中に炎症が起こり、痒みや不快感を引き起こします。
・主な症状
1. 耳のかゆみ: 犬や猫が耳をよくかいたり、頭を振ったりすることがあります。かいているうちに耳が傷つくこともあります。
2. 赤み: 耳の内側や周囲が赤くなることがあります。炎症が起こっている兆候です。
3. 耳垢の増加: 耳垢が通常よりも多くなります。耳の中が汚れやすくなります。
4. 悪臭: 耳から異臭がすることがあります。これは感染や炎症の兆候です。
5. 耳を振ること: 犬や猫が頻繁に頭を振ることがあります。これは耳の中に違和感を感じているためかもしれません。
・原因
1. 細菌や真菌の感染: 耳の中で細菌や真菌が増殖し、炎症を引き起こすことがあります。湿気や汚れがたまりやすい環境では、これらの微生物が繁殖しやすくなります。
2. 耳ダニ: 耳に寄生するダニが原因で感染を引き起こすことがあります。これらのダニは炎症やかゆみを引き起こし、耳の健康を損なうことがあります。
3. アレルギー反応: 犬や猫がアレルゲンに対して過敏な反応を示すことで、耳の炎症が起こることがあります。食物アレルギーや環境アレルギーが原因となることがあります。
4. 外部要因: 水が耳に入ることや、異物が耳に詰まることが外耳炎の原因になることがあります。特に泳ぐことが好きな犬や、外で活動するねこちゃんはこのリスクが高まります。
・治療法
犬や猫の外耳炎の治療方法は、次のようなものがあります。
1. 薬物療法: 獣医師が処方する抗生物質や抗炎症薬を使用します。これにより、耳の中の炎症や感染が抑えられます。
当院では、ご自宅での点耳が難しい場合は、持続型のお薬のありますので、わんちゃんねこちゃんの性格合った治療をご相談できます。
2. 耳洗浄: 獣医師が耳を清掃し、耳垢や感染物を除去します。これにより、薬物の効果を最大限に引き出すことができます。
3. 特定の食事療法: アレルギー反応が外耳炎の原因である場合、特定の食事療法が有効です。獣医師が適切な食事プランを提案します。
4. 寄生虫の治療: 耳ダニなどの寄生虫が原因である場合、適切な駆虫薬が使用されます。
治療の方法は個々のケースによって異なりますので、必ず獣医師の指示に従いましょう。また、治療中にペットの耳の清掃やケアを適切に行うことも重要です。
外耳炎は、早期に治療を開始することが重要です。放置すると慢性化し、重篤な合併症を引き起こすことがあります。定期的な耳の清掃や定期健診を行うことで、外耳炎の予防にも役立ちます。
東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、お困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
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けいこくの森動物病院 Animal Dental Office 世田谷
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