2024/08/22
こんにちは!けいこくの森動物病院です。
今回はビーグルにおけるてんかんについてお話ししたいと思います。
てんかんとは何ですか?
てんかんは、脳に起因する神経系の疾患で、発作や異常な行動を引き起こすことがあります。ビーグルはこの疾患の影響を受けやすい犬種で、てんかんが比較的よく見られる犬種の一つです。てんかんの発作は神経細胞の異常な活動によって引き起こされます。
ビーグルのてんかんの症状
ビーグルがてんかんの発作を起こすと、以下のような症状が見られることがあります:
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けいれん: 突然のけいれんが最も顕著な症状です。体全体や特定の部位の筋肉が痙攣し、呼吸が荒くなることがあります。舌を噛むこともあります。
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意識喪失: 発作中、意識を失うことがあります。けいれん後には反応が鈍くなることが特徴です。
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異常な行動: 発作前や発作後に異常な行動を示すことがあります。不安や興奮、食欲不振や嘔吐などの消化器系の問題が見られることもあります。
ビーグルのてんかんの原因
ビーグルのてんかんの原因には以下のような要因が考えられます:
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遺伝: ビーグルは遺伝的にてんかんを発症しやすい犬種であり、家系にてんかんの歴史がある場合はリスクが高まります。
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脳の損傷: 外傷や脳の疾患が原因でてんかんが発症することがあります。脳の損傷には腫瘍、炎症、または出生時の障害が含まれます。
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代謝異常: 糖尿病や肝臓疾患などの代謝異常もてんかんの原因となることがあります。
獣医師の診断と治療
ビーグルがてんかんの症状を示した場合、迅速な診断と適切な治療が重要です。獣医師は症状や病歴を詳しく調査し、必要な検査を行っててんかんの診断を確定します。診断には血液検査、尿検査、脳波検査などが含まれることがあります。
治療には抗てんかん薬の投与が一般的です。これらの薬物は発作の頻度や重症度を軽減するのに役立ちます。獣医師の指示に従い、正確な投薬量を守ることが重要です。
まとめ
ビーグルのてんかんは飼い主にとって心配な問題ですが、適切な知識と治療によって管理できます。ビーグルはてんかんの好発犬種であるため、症状を理解し、早期の診断と適切な治療を受けることで、ビーグルの健康を守ることができます。
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