けいこくの森動物病院
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緑内障(りょくないしょう)は犬猫でも発症します

こんにちは!😊

世田谷区等々力のけいこくの森動物病院です!

今回は緑内障についてご紹介いたします🐶🐱

緑内障(りょくないしょう)とは


緑内障は、眼圧が異常に上昇することによって視神経が損傷し、視力が低下する病気です。これは、人間だけでなく、わんちゃんやねこちゃんにも発生することがあります。緑内障は早期発見と治療が重要であり、放置すると視力を完全に失うリスクがあります。

 

緑内障の原因


緑内障の原因は複数ありますが、主なものは以下の通りです。

原発性緑内障

遺伝的要因が関与している場合が多く、特に特定の犬種(例えば、コッカースパニエルや柴犬)に多く見られます。


続発性緑内障

他の目の疾患(例えば、ぶどう膜炎、白内障、眼の外傷など)によって二次的に発生するものです。

 

症状


緑内障の症状は、わんちゃんとねこちゃんで共通することが多いです。主な症状は以下の通りです。

  1. 眼の赤み:結膜角膜が充血して赤くなります。
  2. 眼の痛み:目を触られるのを嫌がったり、目をしきりに擦ったりします。
  3. 視力の低下:視力が徐々に低下し、最終的には失明することもあります。
  4. 眼の濁り:眼圧が上昇することで角膜が濁り、目が白っぽく見えることがあります。
  5. 瞳孔の拡張:瞳孔が大きくなり、光に反応しにくくなります。
  6. 眼が開かない:眼球内の圧力が増し、眼を開けることが困難になります。

 

診断


緑内障の診断は、詳細な眼科検査によって行われます。主な検査方法は以下の通りです。

  1. 眼圧測定トノメーターという専用の機器を使用して眼圧を測定します。眼圧とは、眼球内部の液体(眼房水)の圧力
  2. 視神経の検査:視神経の状態を確認し、損傷の有無をチェックします。
  3. 角膜の検査:角膜の透明度形状を確認します。

 

治療法


緑内障の治療は、眼圧を下げることが主な目的です。具体的な治療法は以下の通りです。

  1. 薬物療法点眼薬内服薬を使用して眼圧をコントロールします。プロスタグランジンアナログ、炭酸脱水酵素阻害剤、β遮断薬などが一般的に使用されます。
  2. 手術療法:薬物療法が効果を示さない場合や緊急時には、手術が必要となります。レーザー手術外科手術によって眼圧を下げる方法があります。

 

予防とケア


緑内障を予防するための具体的な方法は確立されていませんが、以下の点に注意することで早期発見と治療が可能になります。

  1. 定期検診:定期的に動物病院による眼科検診を受けることが重要です。特に遺伝的に緑内障のリスクが高い犬種や、過去に眼の疾患を患ったことがあるわんちゃんねこちゃんには特に重要です。
  2. 早期の症状に注意:目の異常を早期に発見するために、日常的に目を観察しましょう。目の赤み、濁り、瞳孔の異常などを見つけた場合は、速やかに動物病院に相談してください。

 

生活の質の向上


緑内障を患っている子の生活の質を向上させるためには、以下の点に注意してください。

  1. 環境の整備:視力が低下している場合は、わんちゃんねこちゃんが安全に移動できるように家具の配置を工夫しましょう。また、階段や段差のある場所には注意が必要です。
  2. 適切な運動適度な運動はわんちゃんねこちゃんのストレスを軽減し、全体的な健康を維持するのに役立ちます。ただし、過度な運動は避けるようにしましょう。
  3. 栄養管理バランスの取れた食事を提供し、全身の健康をサポートすることが重要です。

 

まとめ


わんちゃんねこちゃんの緑内障は、早期発見適切な治療が視力を保護する鍵です。目の健康を守るために、定期的な検診日常的な観察を心がけましょう。緑内障に関する知識を深めることで、わんちゃんねこちゃんの生活の質を向上させ、長く健康な生活を送る手助けができるでしょう。

 

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