けいこくの森動物病院
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けいこくの森動物病院

犬猫の慢性大腸炎について

こんにちは!

世田谷区等々力のけいこくの森動物病院です🌳

今回はわんちゃんねこちゃんの慢性大腸炎についてお話ししていきます。

慢性大腸炎とは?

慢性大腸炎とは、犬や猫の消化管の一部である大腸が長期間にわたり炎症を起こす病気です。

この状態が続くと、消化不良や吸収不良を引き起こし、健康状態に深刻な影響を及ぼします。大腸の炎症が2週間以上続く場合、慢性とみなされます。

 

症状

慢性大腸炎の症状には以下のようなものがあります。

• 下痢:特に粘液血液が混ざることがあります。
• 便秘:便が硬くなり、排便が困難になることもあります。
• 食欲不振:食欲が減退し、体重が減少することがあります。
• 嘔吐:特に猫で見られることがあります。
• 腹痛:腹部に触れると痛がることがあります。
• お腹の音:腸の動きが活発になり、キュルキュルした音が聞こえることがあります。

 

原因

慢性大腸炎の原因は様々ですが、以下のようなものがあります。

• 食事の変化:急な食事の変更や不適切な食事
• アレルギーや不耐性:特定の食材に対するアレルギーや不耐性
• 寄生虫:特に未治療の寄生虫感染
• 感染症:細菌ウイルスによる感染
• ストレス:環境の変化や新しいペットの飼育など
• 抗生物質の使用:腸内細菌のバランスの乱れなど

 

診断方法

診断には複数のアプローチが必要です。以下は一般的な診断手順です。

• 問診:食事内容、生活環境、過去の病歴など
• 身体検査:腹部の触診や体重測定
• 便検査:寄生虫や細菌の有無を確認
• 血液検査:全体的な健康状態や感染の兆候を確認
• 画像診断:レントゲンや超音波検査で腸の状態を確認
• 内視鏡検査:直接大腸の内部を観察し、必要に応じて組織の一部を採取(生検)

 

治療方法

治療は原因に応じて異なりますが、一般的な治療は以下の通りです。

• 食事療法:低アレルゲンの食事や特定の食材を避けた食事に変更します。
• 薬物療法:抗生物質、抗炎症薬などを使用します。症状に応じた薬を適切に使用します。ステロイド剤などでも効果が出ない場合は免疫抑制剤が追加される場合が多いようです。
• 生活環境の改善:ストレスを減少させるために環境を整えます。新しいわんちゃん、ねこちゃんや環境の変化がストレスの原因となる場合があります。

予防と管理

慢性大腸炎の再発を防ぐためには、日常的な管理が重要です。

バランスの取れた食事:高品質のフードを与え、急な食事の変更を避けます。
ストレス管理:ペットの生活環境を安定させ、ストレスを最小限に抑えます。
定期的な健康チェック:定期的な健康診断を受けることで、早期に異常を発見しやすくなります。

 

まとめ

慢性大腸炎はわんちゃん、ねこちゃんにとって辛い病気ですが、早期発見と適切な治療で管理することが可能です。わんちゃん、ねこちゃんが幸せな生活を送れるようにサポートしましょう。

 

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