2024/05/15
こんにちは!
世田谷区等々力にあります、けいこくの森動物病院です🌳
今回はわんちゃん、ねこちゃんの気管支炎についてご紹介いたします!
・気管支炎とは?
気管支炎は、気管支と呼ばれる肺に空気を送る通路の炎症を指します。
この炎症により、犬や猫は咳や呼吸困難などの症状を示します。
気管支炎は急性と慢性の2種類に分けられ、急性の場合は一時的な症状であることが多いですが、慢性の場合は2か月以上と長期間続くことがあります。
・症状
気管支炎の主な症状には次のようなものがあります。
咳:乾いた咳、湿った咳が見られます。特に運動後や興奮時に咳が増えることがあります。
呼吸困難:息切れや呼吸音の変化が見られます。
疲れやすい:普段よりも疲れやすくなり、遊ぶのを嫌がることがあります。
鼻水やくしゃみ:鼻水が出ることやくしゃみが増えることがあります。
・原因
気管支炎の原因は多岐にわたりますが、主なものをいくつか紹介します!
感染症:ウイルスや細菌、真菌による感染が一般的な原因です。特に、犬ではケンネルコフ、猫では猫カリシウイルスなどが関与します。
アレルギー: 花粉、ホコリ、カビなどのアレルゲンが原因で気管支炎を引き起こすことがあります。
環境要因:大気汚染などの環境因子も気管支炎の発症に寄与します。
寄生虫: 肺虫などの寄生虫が原因で発症することがあります。
・診断方法
気管支炎の診断は、以下の方法を組み合わせて行います
身体検査:聴診器を使って胸の音を確認し、異常な呼吸音がないかをチェックします。
レントゲン検査:胸部レントゲンを撮影し、肺や気管支の状態を確認します。
血液検査:感染症や炎症の程度を評価するために行います。
・ 治療法
気管支炎の治療法は原因や症状の程度により異なりますが、一般的には以下の方法があります。
薬物療法:抗生物質、抗炎症薬、気管支拡張薬、去痰薬などが使用されます。場合によっては、ステロイド薬を投与することもあります。
吸入療法:ネブライザーを使って薬剤を吸入させ、直接気管支に作用させる方法です。
生活環境の改善:アレルゲンを減らすために、室内の清掃や空気清浄機の使用を推奨します。
栄養管理:バランスの取れた食事を提供し、肥満に注意し、免疫力を高めることが大切です。
・まとめ
犬や猫の気管支炎は、早期の発見と適切な治療が重要な疾患です。
飼い主の皆様は、わんちゃん、ねこちゃんの健康状態に日頃から注意を払い、異常を感じたら早めに動物病院にご相談ください。
気管支炎は、予防・管理が可能です。
当院でも、ネブライザー等その子にあった治療法をご相談させていただきます。
世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
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けいこくの森動物病院 Animal Dental Office 世田谷
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シュロス等々力1F
TEL:03-3704-1014
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