2024/04/26
こんにちは!
世田谷区等々力にあります、けいこくの森動物病院です!
今回は回虫症についてご紹介いたします。
【回虫症とは・・・?】
犬や猫などの動物に寄生する寄生虫の一種です。
この寄生虫は、犬や猫の体内で生活し、消化器系や他の臓器に障害を引き起こすことがあります。
人間にも感染することもあり、特に子供や免疫力の低下した方への感染のリスクが高いです。
通常、回虫卵は感染した動物の便に存在し、土壌中で数週間から数か月間生存します。
人間は、汚染された土壌に触れたり、汚染された食品や水を摂取したりすることで感染します。
【症状】
軽度の腹痛や下痢、吐き気、体重減少などがあります。
重症化すると、肝臓や肺などの臓器に移動し、重篤な健康問題を引き起こす可能性があります。
【感染予防策】
1.犬猫の定期的な健康診断と予防薬の投与
予防薬を投与し、定期的に動物病院で健康診断を行います。
2.犬や猫の便の適切な処理
犬猫の便を適切に処理し、回虫の卵が土壌中に広がらないようにすることが重要です。
3.適切な衛生慣行の実践
犬や猫と接触した後に手を洗ったり、土壌や砂場で遊んだ後に手を洗ったりするなどの衛生慣行を実践することが重要です。
4.まとめ
回虫感染は、早期に発見して治療を開始することが重要です。
感染のリスクを最小限に抑えるために、定期的な健康チェックと適切な予防策を実践しましょう。
【感染してしまった場合】
1.獣医師の指示に従う
獣医師が処方した薬を正確に服用し、治療計画に従ってください。
薬を途中で止めたり、量を変更したりしないようにしましょう。
2.休息と栄養
十分な休息をとり、バランスの取れた食事を摂ることで、免疫系を強化し、体の回復を助けます。
必要に応じて、獣医師に相談し、適切な食事プランを立てることも重要となります。
3.衛生慣行の実践
感染を他の人に広げないようにするために、排便後や食事前に手を洗うなどの衛生慣行を実践してください。
4.定期的なフォローアップ
獣医師の指示に従い、定期的な診察を受けることで、感染の状態をモニタリングし、必要に応じて治療を調整できます。
5.家族や犬猫の保護
他の家族や犬猫が感染する可能性があるため、感染を予防するために適切な措置を取ります。
例えば、犬猫の便を処理する際に手袋を着用し、感染を防ぐことが重要です。
6.まとめ
感染後は、完全な回復まで時間がかかる場合があります。
獣医師の指示に従い、適切なケアをすることが早期回復となります。
東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
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けいこくの森動物病院 Animal Dental Office 世田谷
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