2024/04/20
こんにちは!
等々力にありますけいこくの森動物病院です!
今回はわんちゃん猫ちゃんが万が一異物を飲み込んでしまった時について…
特に幼いわんちゃん・猫ちゃんは注意が必要です。幼い時は探索心が旺盛であり、新しい物や興味を引くものを口に入れる可能性があります。
歯が生え変わる時期や探索行動が活発になる時期には特に異物誤食のリスクが高まります。
幼いわんちゃん・猫ちゃんだけに限らずに大人のわんちゃん・猫ちゃんも異物を誤食してしまうと、重篤な状態につながる可能性があります。
万が一飲み込んでしまうと異物が消化管に詰まってしまう可能性があり、最悪の場合異物が消化管に穴を開けてしまったり消化管の壁を傷つけたりする恐れがあります。
症状には嘔吐、下痢、食欲不振、腹部の痛み、いつもとは違う行動を取るなどがあります。
早期発見と治療が重要であり、動物病院にてX線・超音波検査を行い、吐かせる処置や内視鏡検査を行って取り除く場合があります。
もし内視鏡検査で取り除けない場合は開腹をして取り除くことになります。
異物を誤食または誤飲することを防ぐためには…
- 監視:わんちゃん・猫ちゃんが外で遊んでいるときや家の中で遊んでいるときは、常に様子を見てあげましょう。特に幼いわんちゃん・猫ちゃんは好奇心旺盛なので特に注意が必要です。
- 安全な場所への保管: 危険な物や小さな部品、おもちゃ、食べ物などは届かない場所に保管しましょう。引き出しの中や高い棚などが適切な場所です。
- 安全なおもちゃ: わんちゃん・猫ちゃんが噛んで遊ぶおもちゃを与えることで、異物を誤食するリスクを減らすことができます。安全なおもちゃを与え興味をそそり、異物に興味を持たせないようにしましょう!
- 訓練: わんちゃん・猫ちゃんが異物を口に咥えてしまった時に備えて合図や指示を覚えてもらいましょう!教えることで、異物を誤食する行動を防ぐことができます。
ここで、わんちゃん・猫ちゃんが誤食してしまう可能性が高いランキングは…
- おもちゃや部品: 小さなおもちゃ、紐などを誤食することがあります。特に破損したおもちゃや小さいボタンなどは注意が必要です。
- 骨: 特にわんちゃんが骨を誤食する可能性があります。骨が消化管内で破片になり、消化管を損傷する可能性があります。
- 食べ物の包装: ごみ箱や台所のカウンターから誤って食べ物の包装を食べることがあります。特にラップやアルミホイルなどは消化管に重篤な損傷を引き起こすことがあります。
- 植物: 庭や家の中にある観葉植物を食べてしまうことがあります。ユリやチューリップなど一部の植物は毒性があり、中毒症状を引き起こす可能性があります。
- 家具: 家庭用品や家具の一部を誤って食べることがあります。例えば、プラスチックや布、ゴム製品などが含まれます。
わんちゃん・猫ちゃんが誤食してしまったら速やかに病院に相談し、適切な処置を受けましょう!
東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
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けいこくの森動物病院 Animal Dental Office 世田谷
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