2024/04/05
こんにちは!世田谷区等々力のけいこくの森動物病院です。
犬猫が腎臓病を患っていると、適切な食事管理がとても重要になります。
今回は犬と猫の腎臓病の食事管理に関して説明します。
1.**腎臓病とは何ですか?**
腎臓病とは、何らかの原因で腎臓機能が低下している状態のことをいいます。
腎臓は体内の老廃物を取り除き、水分や電解質のバランスを保つために重要な役割を果たしています。
腎臓病では、これらの機能が損なわれ、体内の毒素が蓄積し、水分や電解質のバランスが乱れます。
2.**腎臓病の原因は何ですか?**
腎臓病の原因はさまざまですが、高血圧、糖尿病、老化、遺伝的要因、炎症などが関与することがあります。
また、長期間にわたる薬の使用や、食事の偏りも腎臓病のリスクを高める要因となります。
3.**腎臓病の症状は何ですか?**
腎臓病の初期症状はわかりにくいことがありますが、次のような症状が現れる場合があります。
①食欲不振
②体重減少
③体力の低下
④頻尿または尿量の減少
⑤嘔吐や下痢
⑥水分摂取量の増加
4.**腎臓病の食事管理の目的は何ですか?**
腎臓病の犬猫の食事管理の目的は、以下の通りです。
①腎臓への負担を軽減する
②尿中の老廃物の排出を促進する
③水分摂取を増やし、脱水を防ぐ
④栄養バランスを維持する
5.**腎臓病の犬猫のための食事管理方法**
①低リン食
②低タンパク質
③水分摂取量
④栄養バランス
【①**低リン食**】
腎臓病の犬猫にとって、リンの摂取量を制限することが重要となります。
低リン食は、腎臓への負担を軽減し、病状の進行を遅らせることができます。
【②**低タンパク質食**】
低タンパク質食は、腎臓への負担を軽減するために重要です。
しかし、タンパク質は筋肉や免疫機能の維持に必要なため、適切な量の高品質なタンパク質を摂取する必要があります。
【③**水分摂取の増加**】
水分摂取量を増やすことは、腎臓病の犬猫にとって非常に重要です。
ウェットフードやドライフードをふやかす等、水を多く含む食事を食べてもらうことで、水分摂取量を増やすことができます。
【④**栄養バランス**】
腎臓病の犬猫の食事は、栄養バランスも重要です。
高品質のタンパク質、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれる食事をしてもらうことが重要となります。
6.**まとめ**
腎臓病の犬猫の食事管理は、犬猫の健康を維持するために非常に重要です。
低リン食や低タンパク質食、水分摂取量の増加などの方法を取り入れ、獣医師と相談し、最適な食事プランを立てることが大切です。
いつでもご相談ください。
東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・゚・。
けいこくの森動物病院 Animal Dental Office 世田谷
〒158-0082
東京都世田谷区等々力1-34-18
シュロス等々力1F
TEL:03-3704-1014