2022/09/02
こんにちは!
先日も歯科症例の処置があったのでご紹介いたします。
今回は4歳の柴犬さん。口臭が気になるとのことで来院されました。
診察したところ広範囲に歯石の沈着があり、軽度の歯肉炎も起きていました。
一度ついてしまった歯石を歯磨きで落とすことは難しく、麻酔下での処置が必要となることがほとんどです。
歯科診断の結果、今回の柴さんは幸いなことに抜歯の必要もなく、歯石除去と表面の研磨だけで済みました。
歯周病はシニア期だけの病気ではありません。
若い子でも放置すれば多くの歯を抜かなければならないこともあります。
日々のホームデンタルケアと、病院での定期的な検診で歯の健康を維持していきましょう!
獣医師 中森