2022/08/14
こんにちは!
院長の豊田です。
今回は一見きれいに見えるお口ですが、実は歯周病で抜歯が必要だった症例です。
11歳ダックスの女の子?
お母さんはとてもケアに熱心な方で、歯磨きもほぼ毎日なさっていました‼️
その甲斐あって
処置前ですが歯の表面はとても綺麗✨
歯石もほとんどありません‼️
このくらい綺麗だと麻酔までして、クリーニングが必要とは思いませんよね?
しかし、歯周病は歯肉の下の病気‼️見た目ではわからないのです…
歯科レントゲンを撮ってみると
赤い線の部分は歯を支えている骨、歯槽骨が歯周病により消失した部分です。
歯肉の下のことなので、見た目では分かりません。
年齢や、歯周病の状態から残念ながら抜歯になりました?
欧米の獣医歯科学会は年1回の麻酔下での歯科検査及びクリーニングを推奨しています。
私の家族のダックスも3歳以降は毎年、10歳からは半年に1回の頻度で麻酔下でのクリーニングを行なっています。
そのため15歳半ではありますが、全ての歯が残っていて綺麗な状態です✨
綺麗に見える歯でも、歯周病ではないと言えません。
定期的な歯科検査とクリーニングをお勧めいたします‼️