2025/04/02
こんにちは!
世田谷区等々力にあります、けいこくの森動物病院です🌳
今回は犬や猫にとって危険な「ネギ中毒」についてお話しします。ネギは私たちの食卓に欠かせない食材のひとつですが、実は犬や猫にとっては非常に危険な食べ物なのです。
意外と知られていないかもしれませんが、大切なペットの健康を守るために、ぜひ知っておいてほしい内容をお伝えします。
ネギ中毒とは?
ネギ(ネギ、タマネギ、ニラ、チャイブなどのアリウム属の植物)は、犬や猫にとって非常に毒性が高い食材です。これらの植物には「アリウム」という化学物質が含まれており、これがペットの体内に入ると赤血球にダメージを与え、最終的には貧血やその他の深刻な症状を引き起こす可能性があります。
どんな症状が現れるのか?
犬や猫がネギを食べると、アリウムが血液中に吸収され、赤血球を破壊してしまいます。これにより、ペットの体内で酸素の運搬能力が低下し、貧血が進行します。
最初は元気がなくなる程度の軽度な症状ですが、進行すると命に関わることもあります。
ネギを摂取してから数時間~1日後に、以下のような症状が見られることがあります。
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元気がなくなる(元気喪失)
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食欲不振(食べない)
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嘔吐や下痢
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黄色い目や歯茎(貧血による血色不良)
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呼吸が早くなる(呼吸困難)
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尿が赤褐色になる(血尿)
これらの症状が現れた場合は、すぐに動物病院を受診することが重要です。特に、ネギを食べた直後から症状が出ることもあるため、早期の対応が命を救うことに繋がります。
どのくらいの量が危険なのか?
犬や猫にとって、ネギ中毒の危険性はその摂取量に比例します。少量であれば、症状が出ない場合もありますが、一定量以上食べてしまうと中毒症状が現れる可能性が高くなります。具体的な危険量としては、体重1kgあたり1g以上のネギを食べると中毒症状を起こす可能性があると言われています。
例えば、小型犬や猫は体が小さいため、ほんの少量のネギでも危険です。逆に大型犬であっても、大量に食べてしまうと中毒症状が現れることがあります。
ネギを食べてしまった場合はどうすればいい?
もしペットがネギを食べてしまった場合、まずは以下の対応をしてください。
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食べた量と時間を確認
どれくらいの量を食べたのか、また食べてからどれくらい経過したかを確認します。これにより、獣医師が適切な処置を判断しやすくなります。 -
すぐに動物病院に連絡
ネギ中毒が疑われる場合は、すぐに動物病院に連絡を取り、指示を仰ぎます。病院では、催吐処置や活性炭の投与などで体内のネギを早急に排出させる処置を行うことがあります。 -
自己判断での処置は避ける
ネギ中毒の症状は時間が経過するごとに悪化するため、自己判断での対処は避け、専門家に任せることが重要です。
ネギを与えないためにはどうすればいい?
最も効果的な予防策は、ペットがネギを食べないようにすることです。以下の点に気を付けることで、ペットがネギを摂取するリスクを減らすことができます。
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食事の管理
家庭で食事を準備する際、ペットが近づけないように注意しましょう。特に調理中や食事中には、ペットがネギを盗み食いしないように気をつけてください。 -
ネギを含む食品の保管場所を工夫する
ネギを使った料理やネギを含む食品(例:ネギ入りのスープやサラダなど)はペットが触れない場所に保管しましょう。 -
ペット専用の食事を与える
ペットには人間の食べ物を与えないようにし、専用のペットフードを与えることが望ましいです。人間の食べ物は味付けや調味料が異なり、ペットには危険な成分が含まれていることが多いです。
まとめ
ネギ中毒は犬や猫にとって非常に危険なものですが、早期に発見し適切に対処すれば、命を救うことができます。ペットがネギを食べないように管理し、万が一食べてしまった場合は速やかに動物病院に相談することが大切です。
愛犬や愛猫を守るために、ネギが危険な食べ物であることをしっかり理解し、日々のケアに役立ててください。
東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
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