2024/11/04
こんにちは!
世田谷区等々力けいこくの森動物病院です🌳
今回はわんちゃんねこちゃんのにおうちでの歯磨きケアについてお話ししたいと思います。
正しいケアを行うことで、ペットの歯と歯ぐきの健康を維持し、重篤な歯周病を防ぐことができます。
歯周病の予防に欠かせないのが毎日のおうちでの歯磨きになります。
まずは怖いことと思われないことが肝心です。
歯ブラシまでは2〜3ヶ月かけてゆっくり無理せず行いましょう。
歯磨きに慣れるまでのステップ
STEP1 お口の周りを触られることに慣れましょう
歯磨きペーストやおやつを使ってご褒美をあげながらお口の周りを少しずつ触っていきましょう。
STEP2 お口の中を触ってみましょう
歯や歯茎へタッチ!唇をめくり、歯や歯茎に触られることに慣れさせます。
指を口の中に入れてみましょう。歯茎に沿って奥歯の方に指を入れます。
STEP3 歯磨きシートを使ってみましょう
市販のペット用歯磨きシートを指に巻き、わんちゃんの頭を支えながら唇の端から口の中へ滑らせるように入れます。
STEP4 歯ブラシを使って歯磨きしてみましょう
①まずは歯ブラシに慣れてもらいましょう。手に持って見せたり、匂いを嗅がせたりしてみましょう。
②歯磨きは歯の外側からやりましょう。歯ブラシにはお水か歯磨きペーストをつけてあげましょう。
③続いて奥歯の歯磨きです。顎をおさえながら上唇をめくり、徐々に奥歯への歯磨きをすすめます。特に奥歯の1番大きい歯(上顎の第4全臼歯)は歯石や歯垢がつきやすいので要注意です。
定期的な検診
定期的に獣医師の歯科検診を受けましょう。
お口の中の状態を確認し、必要に応じて歯科処置や治療を提案いたします。
個体差はありますが、半年ごとの検診が推奨されます。
デンタルケアの注意点
人間用の歯磨きペーストは犬猫にとって有害である場合がありますので、必ず動物用のものを使用してください。
デンタルケアの補助として与えるおやつやデンタルガム用品も、適切なものを選びましょう。
過度の硬さや大きさのおもちゃは歯に損傷を与える可能性があります。
文具用の鋏で切れないようなものは歯が欠ける可能性があると言われております。
歯のトラブルは痛みや感染症を引き起こし、生活の質を低下させる場合があります。歯周病は特に注意が必要で、進行すると歯の損失や体全体への影響を引き起こす可能性があります。
犬猫のデンタルケアは日常的な努力が必要ですが、健康な生活を送るためにはとても大切なことです。
デンタルケアを行なってペットの歯の健康をサポートしましょう。
東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
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けいこくの森動物病院 Animal Dental Office 世田谷
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