けいこくの森動物病院
TEL 03-3704-1014

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けいこくの森動物病院

後ろ足をあげて痛そう……前十字靭帯断裂かも?

こんにちは!

世田谷区等々力、けいこくの森動物病院です。

病院を受診する主訴として多いものの1つに後ろ足を痛そうにしている、びっこを引いているなどの症状があります。

この症状の原因の1つとして膝の前十字靭帯断裂があります。

この状態は痛みや不安を引き起こし、運動能力を制限することがあります。

今回は前十字靭帯断裂の原因、症状、診断、治療、そしてリハビリテーションについて説明します。

 

原因

前十字靭帯は、関節を安定させる重要な組織であり、動物の運動中に強い負荷を受けます。

犬や猫が激しく走ったりジャンプしたりすると、靭帯が緊張し、断裂する可能性があります。

また、急な方向転換や突然の停止などの動作も損傷の原因となります。

加齢や肥満などの要因も、靭帯の弱点を作り出すことがあります。

また、小型犬で多いのが膝蓋骨脱臼(いわゆるパテラ)であり、膝蓋骨脱臼が進行・継続が前十字靭帯断裂につながることがあります。

 

症状

前十字靭帯の断裂による症状は、犬や猫の大きさや活動レベルによって異なります。

一般的な症状には、次のようなものがあります。

  • 歩行時の不安定感や足を引きずる
  • 運動時の痛みや不快感
  • 腫れや炎症
  • 関節の可動域の制限

これらの症状が見られた場合は、速やかに獣医師の診察を受けることが重要です。

 

診断

前十字靭帯断裂の診断は、身体検査やX線、CT、MRIなどの画像検査によって行います。

これらの検査によって、靭帯の破損や関節の状態を詳細に評価することができます。

 

治療

前十字靭帯断裂の治療法には、保存的なアプローチと手術的なアプローチの両方があります。

保存的な治療は、安静と抗炎症薬の投与、物理療法、体重管理などを含みます。

手術的な治療は、靭帯の修復や置換、関節の安定化などがあります。

 

リハビリテーション

手術後や保存的治療の後、リハビリテーションが非常に重要です。

リハビリテーションの目標は、関節の機能を回復させ、ペットの運動能力を最大限に復元することです。

リハビリテーションプログラムには、運動療法、マッサージ、水中運動、電気刺激療法などが含まれます。

 

最後に

前十字靭帯断裂は適切な治療とリハビリテーションを受けることで、多くの場合、良好な結果が得られます。

最良の治療法を見つけるために、獣医師と密に協力し、ペットの健康と幸福を最優先に考えることが重要です。

 

 

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