2024/09/21
こんにちは!
世田谷区等々力のけいこくの森動物病院です。
「フィラリア予防薬はいつまで飲めばいい?」というご質問がよくあります。
地域によって違いますが、東京都の推奨は5月~12月の蚊が出始めて~いなくなってからプラス1か月となっています。
では、何故フィラリア予防が必要となるか、フィラリア症についてご説明いたします。
犬のフィラリア症とは?
フィラリア症は、寄生虫の一種であるフィラリア(糸状虫)が犬の心臓や肺動脈に寄生して引き起こされる病気です。
感染すると、犬の体内で成長し、徐々に健康を蝕む恐ろしい疾患です。
どのように感染するのか?
フィラリアは、蚊を介して感染が広がります。
フィラリア感染している犬から蚊が吸血し、その後、感染した蚊が別の犬に吸血することで、病気が広がります。
つまり、蚊がいる場所ではどんな犬でも感染のリスクがあるということです。
症状
フィラリア症の初期症状はほとんど現れませんが、感染から数か月〜数年後に徐々に進行します。
持続的な咳や息切れ、食欲不振、体重減少、活動量の低下などの症状を示す場合があります。
進行すると、心臓や肺の損傷が進み、突然死するなど命にかかわる可能性があります。
予防と治療
フィラリア症は予防が重要です。
予防薬を定期的に投与することで、蚊に刺されても寄生虫が成長するのを防ぎます。
また、早期発見が重要です。
病院で定期的な健康診断や血液検査によって、感染を早期に発見し、治療を開始することができます。
まとめ
犬のフィラリア症は、蚊を介して感染が広がる危険な病気です。
治療にも時間がかかります。
しかし、予防薬の定期的な投与や定期的な健康診断によって、しっかり防ぐことができる病気です。
ワンちゃんの健康を保つためにも、フィラリア症の予防に積極的に取り組みましょう。
フィラリア症についての正しい知識を持ち、予防策を行うことが大切です。
また、予防を始める前にはフィラリアに感染していないことを血液検査で確認してからの投薬になります。
感染している時に投薬するとショック症状を起こす可能性があります。
検査、予防薬については、動物病院までご相談ください。
東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
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