2024/04/28
皆さん、こんにちは！
世田谷区等々力にあります、けいこくの森動物病院です。
今回はワンちゃんの健康に関する重要なトピック、”弁膜症”についてお話ししましょう。ワンちゃんの弁膜症は、ワンちゃんの心臓の異常の一種であり、飼い主の皆様にとって理解しておくべき重要な情報です。
<弁膜症とは？>
まず、弁膜症とは、心臓の弁の異常を指します。ワンちゃんの場合、最も一般的なのは、僧帽弁や三尖弁の弁膜症です。これらの弁は、心臓の血液流れを調節する役割を果たしています。これらの弁で異常が起こり、血液の逆流が認められることを弁膜症と言います。
＜弁膜症の原因＞
ワンちゃんの弁膜症の原因はさまざまですが、遺伝的要因や老化によるものが一般的です。また、心臓に寄生虫が存在する場合や、栄養不良、心臓の他の疾患がある場合にも発症する可能性があります。また、弁膜症になりやすい犬種もあります。
＜症状＞
弁膜症の症状は、ワンちゃんの種類や進行具合によって異なりますが、以下のような典型的な症状が見られることがあります。
– 咳やゼイゼイする呼吸
– 動悸や息切れ
– 運動能力の低下
– 食欲不振
– 無気力や体重減少
＜診断と治療＞
通常、聴診器を使って心臓の音を聞いたり、レントゲンや心臓超音波検査を行って診断していきます。聴診時に雑音が聞こえる場合は、弁膜症の可能性を疑います。治療法は症状の程度や犬の状態によって異なりますが、一般的には投薬や特定の食事療法、適切な運動などで治療が行われることがあります。近年では心臓外科を行う動物病院も出てきて、治療の選択肢が広がっています。
＜予防と注意点＞
予防には、定期的な健康診断やバランスの取れた食事、適切な運動、ストレスの管理などが重要です。また、先ほど申し上げた症状が見られた場合は、早めに動物病院に相談することが大切です。
ワンちゃんの弁膜症は、早期発見と適切な管理が重要です。飼い主の方々が愛犬の健康について常に注意を払い、獣医師と協力して愛犬の健康をサポートすることが、お互いの幸せな生活につながります。
東京都世田谷区、等々力、玉川、上野毛、尾山台、自由が丘、田園調布で、歯でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
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けいこくの森動物病院 Animal Dental Office 世田谷
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